《宮古》大豆栽培で「グリーンな栽培体系」技術検討を行いました

ページ番号2011519  更新日 令和7年3月12日

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 宮古地域の大豆は、主に山田町で栽培されており、化学肥料を使い、ブームスプレーヤーで防除作業を行う体系が一般的です。

 宮古地方農業振興協議会では、令和6年度に、町内にある有機資源の活用を図ること、省力技術を導入することを目的として「牛糞たい肥による化学肥料代替」と「ドローンによる防除作業の省力化」に関して実証し、結果について、3月3日に生産者、関係機関合わせて12名の出席のもと検討会を行いました。

 普及センターから、当技術は、牛糞たい肥による肥料コストの低減や、ドローンによる防除作業時間の短縮が期待できることを説明しました。

 生産者からは、当技術の効果を実感する一方で、「たい肥の散布作業等を含めた総合的なコストも検討したい」といった意見も出されました。

 令和7年度は、引き続き当技術の実証を行う計画であり、普及センターでは、今後も持続的な農業に関する技術の検証や普及を進めていきます。

(文:宮古農業改良普及センター 戸田 諒)

検討会の様子の写真
検討会の様子

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