《宮古》良い子牛を作り、良い子牛を出荷する~第24回宮古地方日本短角種子牛共進会開催~
去る10月18日、宮古地方における日本短角種の改良増殖技術確立と生産意欲向上を目的に、第24回宮古地方日本短角種子牛共進会が開催されました。8月には「親牛」の共進会が開催されましたが、今回は「子牛」の共進会です。
生まれ月別で3部門に分けて計41頭が出品され、発育や短角牛らしさなどに注目し審査が行われました。各部門の優秀賞を受賞した牛の中から、岩泉町の佐々木幸広氏が出品した「はるはなはな」が、名誉賞を受賞しました。
子牛共進会の入賞牛は、次の親牛候補として保留されるほか、良い子牛の証拠である「たすき」をかけて短角牛市場へ出荷されます。「たすき」がけの子牛は、10月23日24日に開催された市場において、市場平均価格より高値で取引されていました。
畜産情勢は依然として厳しい状況が続きますが、普及センターでは、生産者・関係機関と共に、日本短角種の生産振興に取り組んでいきます。
(宮古農業改良普及センター岩泉普及サブセンター 澤田)


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