《宮古》省力化に向けたドローン薬剤散布試験を実施しました

ページ番号2011031  更新日 令和6年9月11日

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 宮古地方農業振興協議会では、国が推進する「みどりの食料システム戦略」に基づき、環境負荷低減に資する農業生産体系の確立に向けた実証に取り組んでいます。

 令和6年度は「大豆における堆肥による化学肥料の使用量の低減及びドローンを活用した病害虫防除の省力化」に係る実証圃を山田町に設置し、8月27日にドローンによる薬剤散布試験を実施しました。

 当日は、生産者と関係機関を合わせて22名が参加しました。普及センターからは実証の中間実績について、散布を実施した株式会社トップクルーからは使用する機体の概要等についてそれぞれ説明した後、散布実演を行いました。自動操縦により30aの畑を約3分で散布し終わったほか、風による圃場外へのドリフトを防ぐため、噴霧液の粒径調整が可能な様子も確認しました。興味を持った生産者からの質問等も多く寄せられました。

 今後普及センターでは収量調査やコスト検討等を行い、新しい栽培体系の検討を進めていきます。

(文:宮古農業改良普及センター 戸田 諒)

散布試験にあたり、機体の概要等について説明頂きました。
(散布試験にあたり、機体の概要等について説明頂きました。)
散布の様子。自動操縦により 省力的に散布できます。
(散布の様子。自動操縦により省力的に散布できます。)

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