《宮古》「スイートコーン栽培実績検討会」を初開催

ページ番号2010413  更新日 令和6年1月4日

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 当地域の春どりブロッコリーは、近隣漁協等から容易に調達できる氷を発泡スチロール箱に詰めて出荷し、市場で高評価を得ています。その立地条件を生かし、春どりブロッコリーの収穫期間終了後にも氷を活用できる品目として、8月どりの「スイートコーン」に着目し、ブロッコリー生産者4名が栽培に挑戦しました。

 12月21日に、栽培技術の向上を図るため「スイートコーン栽培実績検討会」を開催し、チェックリストによる栽培技術の確認や情報交換を行いました。初めてスイートコーンを栽培する生産者が多く、試行錯誤の繰り返しでしたが、天候にも恵まれ、想定以上の品質・収量を確保でき、「ブロッコリーの輪作品目の一つとして栽培していきたい」、「地元の直売や商店でもスイートコーン人気が高いことが分かった」などの感想がありました。

 令和6年度に向けた生産者の栽培意欲も高く、面積や収穫期間を拡大したいという声も聞かれました。普及センターでは、「スイートコーン」の拡大・定着に向けて引き続き支援していきます。

(文:宮古農業改良普及センター 岩泉普及サブセンター 佐々木 久彦)

スイートコーン栽培実績検討会の開催風景の写真。
生産者7名が参加

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