《宮古》「雇用管理について学ぶ！経営力向上研修会」を開催

　宮古農業改良普及センターでは、認定農業者等の経営力向上を目的に令和5年11月17日に雇用管理に係る研修会を開催しました。

　講師には奥州市の社会保険労務士の菅原かおり氏を招き、農業労働力の確保や定着のため、働きやすさと満足度を高めるための雇用管理の知識と手法について学びました。

　給与等の労働条件だけではなく、労働者とのコミュニケーションの重要性など、職場における良好な人間関係や雰囲気の大切さなどを説明されました。また、経営者として知っておくべき労働基準法や雇用条件等についても併せて研修しました。

　参加した農業者へのアンケートでは、雇用に関する課題として「労働力の定着」との回答が最も多く、今回の研修会は経営者の経営力向上に繋がるものと期待されます。

（文：宮古農業改良普及センター　名久井　一樹）