《宮古》地域おこし協力隊向け研修会を開催しました

　岩泉町では、地域おこし協力隊制度を活用し畑わさび等の新規就農者の確保・育成に取り組んでいます。現在、9名が農家支援を行いながら実践的な技術の習得等を図り、就農に向けて準備中です。任期を終えた2名は令和5年から営農を開始しました。

　当センターでは、農業の基礎知識や就農計画について理解を深めることを目的とし、10月13日、27日、11月10日に地域おこし協力隊向け研修会を開催しました。第1回は植物の生理・生態や栽培技術一般、第2回は土壌肥料と病害虫防除、第3回は就農計画の作成について、当センター職員が講師となって講義を行ったほか、第3回では岩泉町職員から就農支援制度についても紹介されました。参加者からは積極的な質問があり、「概ね理解できた」「土壌環境や堆肥についてより詳しく知りたい」などの感想が聞かれました。

　当センターでは、今後も関係機関・団体と連携し、円滑な就農に向けて支援を行っていきます。

（文：宮古農業改良普及センター　岩泉普及サブセンター　千葉　彩香）