《宮古》雇用確保に向けた取組事例を学ぼう！～雇用経営先進地視察研修を開催しました～

　当センターでは、宮古地域の園芸品目における労働力確保対策を検討するため、11月13日に雇用経営先進地視察研修を開催し、JAいわて平泉とトマト生産者の南野晋氏の取組み事例を研修しました。JAいわて平泉からは、無料職業紹介所グリーンワーク（以下、グリーンワークという）や生産者と求職者とのマッチング会の開催について、南野氏からは自身の就農から規模拡大、雇用導入の経緯や、実際に作業を指示する際に気を付けていること、人材の確保と長期雇用対策等についてお話を伺いました。

　当日は宮古管内の生産者4名、関係機関6名が参加しました。研修ではグリーンワークの具体的な取組手法や、南野氏の実際の雇用管理等について、積極的に質問・意見交換する姿が見られ、他産地の取組や雇用管理の事例について学び、課題を共有できる機会となりました。

　今回の研修が労働力不足解決のきっかけとなり生産振興につながるよう、今後も関係機関と連携して取り組んでいきます。

（文：宮古農業改良普及センター　千葉　安紗実）