《宮古》乳用牛の美牛コンテスト開催！～第59回岩手県沿岸ホルスタイン共進会開催～

　10月7日、宮古・下閉伊地区の乳牛の改良、並びに増殖技術の研鑽を図ることを目的に、第59回岩手県沿岸ホルスタイン共進会が、岩泉町の「乙茂おでんせ広場」を会場に開催されました。

　未経産牛や経産牛の部等8部門に43頭が出品され、発育や乳器、品位等の項目で審査が行われました。審査の際には、酪農家や参集した盛岡農業高校生が牛の引き付けを行いました。出品された乳牛達の美しい体形や品位から、生産者の日々の飼養管理技術の高さが伺えました。未経産牛では名誉賞として岩泉町の工藤淳平氏が出品した「ジェーエー ラムダ カリン号」が、経産牛では名誉賞として岩泉町の中村匡志氏の「ラビアンローズ RE フロリーデ フリップ号」が受賞しました。

　普及センターでは、酪農家・関係機関とともに、乳用牛の生産振興に取り組んでいきます。

（文：宮古農業改良普及センター　岩泉普及サブセンター　伊藤　優希）