《宮古》良い子牛を作り、良い子牛を出荷する~第23回宮古地方日本短角種子牛共進会開催~

ページ番号2010336  更新日 令和5年11月13日

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 去る10月20日、宮古地方における日本短角種の改良増殖技術確立と生産意欲亢進を目的に、第23回宮古地方日本短角種子牛共進会が開催されました。8月には「親牛」の共進会が開催されましたが、今回は「子牛」の共進会です。

 生まれ月別で3部門に分けて計39頭が出品され、発育や短角牛らしさなどに注目し審査が行われました。各部門の優秀賞を受賞した牛の中から、岩泉町の佐藤文喜氏が出品した「さくらこ」が、名誉賞を受賞しました。

 子牛共進会の入賞牛は、次の親牛候補として保留されるほか、良い子牛の証拠である「たすき」をかけて子牛市場へ出荷されます。発育の良さと日本短角種らしさを備えているため、市場平均価格より高値で取引されます。

 畜産情勢は依然として厳しい状況が続きますが、普及センターでは、生産者・関係機関と共に、日本短角種の生産振興に取り組んでいきます。

(文:宮古農業改良普及センター 澤田 建)

名誉賞牛と優等賞牛
名誉賞牛(中央)と優等賞牛(左、右)
せりの様子たすきをかけて出荷
せりの様子「たすき」をかけて出荷

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