《宮古》簡易土壌分析研修会を開催しました

　宮古農業改良普及センターでは、施肥量や施肥成分の改善等により肥料コストの低減につなげるため、水稲・園芸品目を生産・販売している農業者を対象に、簡易土壌分析研修会を開催しました。研修会は1月17日・18日に宮古市、1月20日に岩泉町で開催し、各会場合わせて15名の農業者が参加しました。

　研修会では土壌養分簡易評価手法について説明した後、参加者が持ち寄った圃場の土壌養分（可給態リン酸と交換性カリ）の含有量を実際に分析しました。

　参加者は、実際に自身の圃場の土壌を分析したことで、分析手法の理解が深まったほか、分析結果を基に次の栽培に向けて施肥設計を検討する様子が見られました。また、「参考になった」、「実務的な内容で良かった」という感想をいただきました。

　普及センターは、今後も関係機関と連携して、肥料コスト等の低減に向けて支援していきます。

（文：宮古農業改良普及センター  千葉　安紗実）