《宮古》山田町の生産組織が小学生の体験学習を指導 ~担い手育成への期待を込めて~

ページ番号2005387  更新日 令和4年6月24日

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 山田町の大豆生産組織「ゆたか農産やまだ」では、去る6月16日に豊間根小学校3年生による大豆栽培体験学習の取組を指導しました。

 栽培体験学習は今回が初の取組で、国語の授業において大豆にまつわる話を取り扱ったことから、さらに大豆へ興味を持ってもらおうと小学校で企画。組織では地域への貢献、顔が見える農業の実践を理念としており、小学校から依頼があった際、快く引き受けました。また組織として、栽培体験学習を通じて児童に農業の楽しさを知ってもらい、一人でも多く地域農業の後継者として育ってくれることへの期待もありました。

 今回は播種作業でしたが、組織構成員による指導のもと、手際よく種まきから覆土、鎮圧までを行い、一連の作業を学びました。児童たちは、今後大豆の栽培管理をしながら生育状況を観察し、その結果をまとめて発表しあうとともに、秋には収穫作業も体験する予定です。引き続き普及センターでは、大豆の生育を見守りながら、組織とともに児童たちの取組を支援していきます。

(宮古農業改良普及センター 鈴木 元)

種まき作業等の説明
写真1 種まき作業等の説明
肥料散布の様子
写真2 肥料散布の様子

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