《宮古》「パート希望者等を対象とした農作業体験見学・ 就労相談会」を開催

　5月20日に地域経営推進費を活用し、野菜産地の維持・拡大を図るうえで課題となっている農作業者の確保対策として、農業現場でのパート就労に関心のある方を対象に農作業体験見学・就労相談会を田野畑村で開催しました。

　体験見学では、5市町村15名の参加者が、ピーマンやブロッコリーの農作業体験等を行いました。参加者は60代前半の方が多く、農作業経験がない方がほとんどで、「土に触るのが気持ちよい」、「もっと作業をしたかった」などの感想がありました。

　就労相談では、JA無料職業紹介所の案内や農業就労に関する質疑応答を行い、「自宅の近くに働けるところはないか？」、「勤務時間は相談に乗ってもらえるのか？」等の質問が寄せられました。相談会後には参加者のうち9名の方から求職票の提出があり、今後、JA無料職業紹介所が求人農家とのマッチングを行う予定です。　

　普及センターでは、今後も関係機関と協働し、労働力確保に向けた取組を継続していきます。

（文：宮古農業改良普及センター岩泉普及サブセンター　佐々木　久彦）