《宮古》地産地消推進に向け、地元の農業を体験！

　去る5月15日に「宮古の農業まるごと体験ツアー（田植え体験）」が開催されました。本体験ツアーは、市内消費者が農業や地元農産物に対する理解を深め、地産地消の推進を図るため宮古市が開催したものです。市内の親子連れや地域住民など総勢40名程の参加があり、普及センターと地域の水稲農家が一緒に田植えを指導しました。

　始めに田植え機に乗車しての記念撮影や移植作業体験が行われた後、参加者は素足で田んぼに入り、「ひとめぼれ」の苗を手植えしました。初めての田植えで土に足を取られ、参加者が尻もちをつく場面もあり、終始賑やかなムードで10aの田植えを無事に終えました。

　田植え終了後は、会場となった大野折壁地区の方々から「こびり」として、「手作り豆腐」や「すっとぎ」といった郷土料理が振舞われ、地元の食文化にも触れることができました。

　秋には稲刈りも予定され、地元農産物に、より親しみをもってもらえるように引き続き活動していきます。

（文：宮古農業改良普及センター　小野　直毅）