《宮古》ブロッコリーの育苗技術を実証中~「底面給水育苗+スーパーセル苗実証圃」圃場見学会を開催~

ページ番号2004106  更新日 令和3年10月22日

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当普及センターでは、ブロッコリーの生育斉一化と省力化を目的に実施している「底面給水育苗」と「スーパーセル苗」を組み合わせた秋どり作型実証圃の圃場見学会を10月7日に実証農家の株式会社佐々木農場圃場で開催しました。

見学会には、生産者・関係者23名が参加。普及センターからは、スーパーセル苗(慣行の2倍以上の期間を追肥せず水のみで育てた苗)が、慣行苗(20日間育苗)よりも定植後の生育が早く、揃いが良い傾向であること等を説明しました。

参加した生産者からは、「スーパーセル苗は慣行よりも揃っている」、「底面給水で農繁期の育苗を省力化できるなら導入してみたい」等の感想がありました。

今後、実証農家の協力を得ながら収量調査等を実施し、生産者・関係者に調査結果の情報を提供するとともに、産地拡大や経営改善に向けた実証技術の活用について検討していきます。

(文:宮古農業改良普及センター岩泉普及サブセンター 佐々木 久彦)

写真1
参加者に生育状況等を説明
写真2
スーパーセル苗区のブロッコリー(収穫間近)

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