《宮古》集落営農組織を対象として大豆圃場の視察を行いました

ページ番号2004095  更新日 令和3年10月12日

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山田町の集落営農組織「ゆたか農産やまだ」を対象として、大豆品種「リュウホウ」の圃場視察を10月8日に奥州市内で行いました。当組織では品種「シュウリュウ」を作付けしていますが、ダイズシストセンチュウ等による連作障害を未然に防ぐ対策を検討したいと要請があり、開催したものです。

まず、奥州農業改良普及センター職員から「リュウホウ」の品種特性等の説明を受けました。その後、作付圃場を視察し、主茎長や着莢数などを重点的に観察しました。

参加者からは「「リュウホウ」は「シュウリュウ」よりも主茎長が長く3粒莢が多い」「栽培にあたっては「しわ粒」がでやすい点に注意が必要だ」等の声がありました。宮古管内では「リュウホウ」の栽培事例が無いため、参加者は2つの品種を比較することにより各々の優点と欠点を理解した様子でした。

今回の視察で得られた知見をもとに、翌年以降の作付計画の検討を行う予定です。

(文:宮古農業改良普及センター 佐々木 貴法)

写真1
圃場視察前の座学
写真2
圃場視察の様子

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