《宮古》ブロッコリー育苗の省力化技術を実証中~「底面給水育苗+スーパーセル苗実証圃」見学会を開催~

ページ番号2003988  更新日 令和3年8月27日

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当普及センターでは、ブロッコリーの生育斉一化と省力化を目的に実施している「底面給水育苗」と「スーパーセル苗」を組み合わせた秋どり作型実証圃の見学会を7月30日に開催しました。

見学会には、生産者・関係者11名が参加し、実証農家の株式会社佐々木農場の佐々木剛さんから、「底面給水育苗は、6~7月の春まきブロッコリー収穫盛期に秋どり作型のかん水作業を省力化でき、スーパーセル苗は、苗の徒長を気にせずいつでも定植できるところが良い。キャベツやブロッコリーの栽培で比較的労力に余裕のある時期に播種・定植する作業体系などを組める可能性がある。」とのコメントをいただきました。

参加した生産者からは、「スーパーセル苗で慣行苗と同等のものが収穫できるかどうかを見てみたい。」等の感想がありました 。

10月には定植圃場の見学会を開催し、省力化技術の実証状況を生産者・関係者にお伝えする予定です。

(文:宮古農業改良普及センター岩泉普及サブセンター 佐々木 久彦)

写真1
スーパーセル苗(播種後50日が経過)
写真2
若手生産者と実証技術について意見交換

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