《久慈》産地情報『卵とバターを使わない雑穀を活かしたこだわりのパンを作っています！』～おおのパン工房～

国道395号線沿いの「道の駅おおの」から車で約10分の所にある「おおのパン工房」を紹介します。

オープン当初からのこだわり素材を現在も使用

おおのパン工房では、この地域で採れた雑穀を入れ、卵とバターを使用しない「雑穀パン」をオープン当初から作っており、現在も人気商品としてお客様から愛されています。

パンの製造作業は店長とベテランスタッフの2名で行っており、手際よく次々とパンを作っていきます。雑穀の優しい香りがする自慢の「食パン」は、直接工房に買いに来るお客様がいるほど大人気！

「大きく切って食べるのがおいしいのよ」と、オリジナルのカット方法で美味しい食べ方を教えてくださる常連さんもいらっしゃいます。店頭に並ぶ食パンは既に既定のサイズにスライスされていますので、皆さんも直接お店に伺って大きくカットした食パンを試してみてはいかがでしょう？

令和3年12月から店舗での販売を再開

スタッフ不足のため、店頭での販売を数年休止していましたが、令和3の12月に新たなスタッフを迎え、店舗販売を再開しました。

これをきっかけに、お客様が足を運んでくださるようになり、地域の憩いの場として少しずつ利用されるようになりました。

また、店舗を訪れた他地域の飲食店から「コラボ商品を作らないか」「自社商品のバンズにおおのパン工房のパンを使用したい」などと声を掛けられるようになりました。

現在は久慈市の焼き肉店とコラボし『短角牛ぎゅ～っとバーガー』を第2金曜日に10個限定で店舗にて、第4金曜日には久慈市山根にあるカフェにて販売してます。そのほかに、短角牛の焼き肉を挟んだ『焼肉サンド』をイベント限定で販売しています。詳細はインスタグラムをぜひチェックしてください。

人が集まるパン工房に

おおのパン工房は平成15年度末で閉校となった旧洋野町立水沢小学校の一部を利用し、平成17年にオープンしました。パンを購入する以外にも、パン作り体験もでき、3人から申し込むことが可能です。パンの焼き上がりを待っている間には、近隣の「おおのダム」で散策を楽しんだり、「道の駅おおの」で季節ならではの産直野菜のお買い物を楽しむこともできます。　

また、ハンドメイドが得意なスタッフが、店舗内で雑貨販売などを行い新たな魅力を創出しています。

 「この場所を人が集まる場所にしたい」と話す店長の秋山さん。今後はパン工房でのイベントや近隣施設と連携した取組を行いたいと意欲的です。

『おおのパン工房』
　組合員数：9名
　住所　　：岩手県九戸郡洋野町水沢第6地割32-2
　電話　　：0194-77-5101
　営業時間：11時00分～16時00分（4～10月）11時00分～15時00分（11月～3月）
　定休日　：水、土、日
　主な商品：丸パン、食パン、菓子パン、惣菜パン
　Instagram：https://instagram.com/ohno.pan.koubou?igshid=YmMyMTA2M2Y=

　人も商品も魅力がいっぱいの「おおのパン工房」にぜひ皆さん足を運んでみてください