《一関》一関地方りんご初級講座で園地視察

　一関農業改良普及センターでは、令和5年度から、りんご栽培に新規参入した生産者を対象に、「一関地方りんご初級講座」を開催しています。今年度は第1回目として、7月4日に生産者12名が 有限会社愛情りんご園を視察し、摘果の進め方等について園主から学びました。

　有限会社愛情りんご園では、摘果するりんごに受粉するのは無駄になると、人工授粉は梵天を使って中心花にのみ行い、早く咲いた花を大事にして大きいりんごを残すようにしている、とのことです。また、今年の異常な高温に対応し、気温が高い日の作業は午前中のみとしているそうです。

　参加した生産者からは、「1周目でここまで摘果できているのがすごい」、「摘果作業のスタートが早い方が良いのが分かった」、「大面積に圧倒された」等の感想がありました。

　普及センターでは、りんご初級講座を通して、栽培経験の浅い生産者が情報交換しつつスキルアップしていけるよう支援していきます。