《一関》日本なしの栽培管理を互いにチェック

　令和7年6月23日にJAいわて平泉果樹部会梨専門部の生産者全員で互いの園地を視察する日本なし相互巡回が開催され、花泉の日本なし生産者9名とJA2名、普及センター2名が参加しました。

　園地毎に結実状況や作業の進捗、病害虫の発生等を確認し、生産者同士で新梢の伸び具合から枝の管理の良否や結果枝の配置や育成方法について意見を交わしました。

　また、若い生産者への積極的なアドバイスや、分からないことを仲間同士で相談するなど、非常に活気のある相互巡回になりました。

　普及センターからは、生育状況や見直し摘果、病害虫の発生状況等を説明しました。特に今年発生量が多いカメムシ類による果実被害が確認されていることから、今後、新成虫の発生や飛来に注意し防除対策を講ずるよう注意を促しました。

　普及センターでは、日本なしの安定生産に向け、引き続き部会・JAと連携して支援していきます。