《一関》稲WCS専用品種「つきはやか」栽培革命2.0

ページ番号2011753  更新日 令和7年5月14日

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 一関管内では、令和6年に稲WCS(ホールクロップサイレージ)専用品種「つきはやか」を初めて栽培し、追肥や落水のタイミングが従来品種と異なることを確認しました。また、散播による鉄コーティング湛水直播栽培への適応性が高いことが示唆されました。

 これを受けて、令和7年は、より省力的な栽培体系の構築を目指し、全農いわてと連携した調査研究を実施しています。その第一段として、5月1日、一関市千厩町でドローンによる湛水直播と初期除草剤の散布を行いました。作業時間は、1ha当たり約40分、一般的な乗用播種機の約5分の1で、調査ほ場を管理する法人の代表者も、その作業性を高く評価していました。

 次回は、7月下旬頃、再びドローンによる追肥を行う予定です。

 普及センターでは、収益性や労働生産性を把握し、慣行栽培との差を明らかにすることで、集落営農法人等が「つきはやか」の導入可否を判断できる材料を整理したいと思っています。

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種子が落下し水面が跳ねる様子
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5/13発芽した種子(中央はアメンボ)

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