《一関》令和5年度乾田直播実績検討会を開催

　令和6年1月11日に、管内の水稲乾田直播栽培に取り組む生産者と関係機関が一堂に会し、令和5年度の実績検討会を開催しました。

　管内では、育苗にかかる労力やコストの削減や、経営の大規模化に対応するための作期分散を目的として、11経営体71haで乾田直播栽培が取り組まれています。

　当日は、生産者から取組みを通した感想や工夫して良かった点、改善していきたい点などが、関係機関から他地域での事例や本年の生育経過を基にした課題の洗い出しについて話題提供がありました。また、農業機械メーカーからは作業技術面からのアドバイスや情報提供などがありました。

　検討会終了後も参加者同士で意見交換が行われ有意義な実績検討会となりました。普及センターでは、担い手への農地集積を契機として、有望な選択肢となる乾田直播栽培などの、省力化技術の普及促進を今後も支援していきます