《一関》夏枯れに強い牧草地をつくろう！若手生産者への牧草地管理技術研修会を実施しました

　12月20日千厩分庁舎にて、若手生産者を対象とした牧草地管理技術研修会を開催いたしました。

　令和5年の猛暑により管内の畜産農家が管理する牧草地では牧草が夏枯れしてしまう事態が多く発生しました。今後猛暑に耐えうる牧草地づくりを目指すため、株式会社みちのくクボタ様のご協力の元、東北農業研究センター緩傾斜畑作研究領域の上級研究員3名をお招きし、越夏性に視点を置いた飼料の利用について講演いただきました。

　昨今の飼肥料等の高騰により、自給飼料の重要性が高まっている中で、牧草の品種選定や機械選定についての講演は生産者にとても興味深い内容だったようで、質問等も多く出され活発な情報交換の場となりました。

　今回の研修会が令和6年以降の牧草品種選定の一考となり、夏の暑さに負けない安定的な自給飼料の生産につながることを願います。