《一関》1頭当たりの所要時間は3~4分! 削蹄技術の実演研修会in一関市

ページ番号2007300  更新日 令和5年9月21日

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 9月15日、一関市で、削蹄枠を用いた削蹄技術の実演研修会が開催されました。

 今回は、一関市滝沢の有限会社くまがいファーム様、株式会社藤倉削蹄様(北海道中標津町)のご協力のもと、外国製の油圧式削蹄枠による先進的な削蹄作業を見学し、意見交換を行いました。

 昨今の飼肥料等の高騰により、畜産農家の経営は逼迫しており、削蹄作業自体が疎かになってきている事例もみられ、また、労働力の不足から、削蹄自体が適時適切に行われなくなることも懸念されています。

 今回実演いただいた作業は、3~4人の組み作業で、1頭当たりに要する時間は3~4分、蹄病の処置やカルテ作成も同時に行い、データベースの作成やフィードバックもすべてパッケージで行われます。

 「牛にとって蹄は第二の心臓」と言われるほどで、蹄は健全な管理が必須の器官です。今回の実演研修会が、単なる作業の合理化の手段ではなく、疾病対策も含めた総合的な管理技術として考える機会となれば幸いです。

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見学の様子
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削蹄作業の様子

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