《一関》暑い夏を乗り切って乳牛の生産性を向上しよう JAいわて平泉酪農講習会で講演しました

ページ番号2005553  更新日 令和4年9月5日

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 8月25日、JAいわて平泉酪農部会、磐井地方乳牛改良検定組合主催の酪農講習会が開催されました。

 一関農業改良普及センターの小澤農業普及員が「管内の状況調査から考える暑熱対策」と題して、暑熱対策の基本等を説明し、今後の対策について生産者の方々にアドバイスしました。

 毎年暑い時期には牛の採食量が低下し、乳量・乳質、繁殖性等が低下する要因となります。乳牛の生産性に及ぼす暑熱の影響や管内生産者が実施している暑熱対策に関する聞き取り調査結果を説明したほか、サーモグラフィ-カメラで撮影した写真により、牛舎内の温度や牛の体表面の温度分布をわかりやすく「見える化」して説明しました。

 送風機によって風を送っていても、ヒトの体感より牛はストレスを感じている場合があるとの説明に対して「自分の牛舎をチェックしてほしい」と参加者から早速の要望がでるなどリアクションがありました。

 今後も当普及センターは管内酪農家の生産性向上に向けて、関係機関一丸となって取り組んで行きます。

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暑熱対策を講じる小澤普及員
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サーモグラフィーによる牛の体表面温度

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