《一関》産地の課題解決へ ~ナス果実小陥没症~

ページ番号2004189  更新日 令和3年12月14日

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産地の課題解決へ ~ナス果実小陥没症~

 

JAいわて平泉なす生産部会は、12月1日の全体研修会において、岩手県農業研究センター岩舘康哉主査専門研究員から、「ナス果実小陥没症の防除対策」について学びました。

一関地域では、平成20年頃からナスの果実に原因不明のボツボツ(小陥没)症状が発生し、この原因究明に向け、岩舘氏は普及センター職員とともに、現地調査や試験研究活動を熱心に行ってきました。

その結果、果実小陥没症の発生原因が解明され、発生時期や重点防除時期が明らかとなりました。また、有効薬剤の探索や登録が進んだことで、課題解決への道筋がつきました。

果実小陥没症多発年は、収穫果実の7割以上を廃棄していたものが、この成果を踏まえた防除対策の実践により発生が抑えられ、収量向上につながっています。

部会では、産地の課題解決に貢献した岩舘氏に対し感謝状を贈り、感謝の意を表しました。

普及センターでは、今後も関係機関と連携し、産地の課題解決を支援していきます。

写真1
ナス果実小陥没症の研究成果紹介

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一関農業改良普及センター
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