《一関》トマト部会新規事業「根テスト」を開催！

トマト部会新規事業「根（コン）テスト」を開催！

　JAいわて平泉トマト部会の新規事業である「根（コン）テスト」が7月に開催されました。この事業は、昨年度の部会活動検討の際、役員から提案された活動で、「単収向上のためには根張り向上が重要だが、まずは根の状態を確認することが必要。」との意見から、生産者自身が根を確認することを目的に開催されたものです。

　今回は、抑制きゅうりに切り替える半促成トマトの生産者を中心に開催し、掘り取った根を水洗いした後、病害虫の発生状況や、根量、長さを確認しました。

　生産者からは、「単収が高い人の根は病害発生が無いし、根量もあるなぁ。」といった感想や「褐色根腐病が発生しているぞ。」「深植えしすぎて穂木部分から根がでている。だから、ネコブセンチュウが発生したのでは？」といった病害の診断や今後の対策も検討され有意義な活動となりました。秋には夏秋作型でも実施する予定としています。普及センターでは、今後も単収向上につながる活動を支援していきます。