《一関》りんご凍霜害対策・夏季管理指導会が開催されました！

　いわて平泉農協果樹部会りんご専門部では、6月9、10日に「りんご凍霜害対策及び夏季管理指導会」を開催し、管内8会場合わせて121名が参加しました。

　この指導会は、例年どおりの夏季管理指導に加え、4月の低温による中心果の欠落や、サビ果の発生などを受け、今後の管理方法を共有する目的で行われたものです。

　低温被害を強く受けた樹の摘果や、樹体管理の方法を、普及センターから説明した後、部会長の小岩克宏さんを講師に、残す果実の優先順位や摘果作業のポイントについて実演を交え説明いただきました。参加者は、頷きながら真剣に説明を聞き、「へぇ！」と驚きの声を上げる場面もありました。

　被害を受けた樹では、例年は摘果する果実も残し、樹の生育バランスを保つなど普段と違う管理をする必要があるため、活発に質問や意見交換が行われました。

　普及センターでは、今後も現地課題に対応したりんご生産と、生産者の技術向上に向けて活動を支援していきます。