《八幡平》人物紹介『ニューファーマー紹介 八幡平市 畠山新伍さん』

ページ番号2004102  更新日 令和3年10月20日

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 生まれ育った地域に貢献したい!との思いで令和2年に八幡平市に就農した畠山新伍さんを紹介します。

 新伍さんは盛岡地域の高校を卒業後東京の大学に進学、その後は学生時代に学んだ英語を生かして、東京の外資系企業で働いていました。しかし、休暇を利用して帰省し、地元の友人等と釣りやスキーに行くなどしているうちに故郷の魅力を改めて実感、地域に戻ってきたいと考えるようになりました。

 当初は、実家に戻る口実として「農業」を継ごうと考えていました。しかし、真剣に将来を考えるうちに「農業に取組むことで少しでも地域に貢献したい」と思うようになりました。

 また「兼業農家としてほとんど休むことなく働き、自分を育ててくれて感謝している。恩に報いるようなことをしたい」との両親への思いが決め手となり就農を決意しました。

 実際に取り組んでみて「農業に関しての知識が足りなく、まだ覚えることがたくさんある」、「気象条件、土壌条件などに対応した取り組みが難しい」など、課題は様々感じているようです。

 それでも令和3年度は水稲13ha、露地ピーマン15aを作付けする他、新たにドローンによる水稲防除も開始、「地域に若手は少ないが、新しい取組みを目の当たりにした方が、農業に興味を持ってくれればと思う。若い仲間を増やしていきたい」との思いで頑張る期待の若手農家です。

 趣味は釣りだという新伍さん、農業に真剣に携わる一方、時間があれば渓流釣りに出向き、心身ともにリフレッシュしているそうです。

 将来の目標を尋ねると、「水稲の面積をさらに拡大したい」、「故郷が好きで戻ってきたので、地域の皆と協力して、農地を守っていきたい」と話してくれました。

 当初は手探りで始めたところもあったといいますが、就農してもうすぐ2年、これまでに得た知識や経験を生かし、地域の担い手として更に活躍することを期待しています。

八幡平農業改良普及センター 髙橋 寿夫

稲刈り間近の水田を背景にした畠山新伍さん
稲刈りを間近に控えた水田を背景に
ピーマンを収穫する畠山新伍さん
ピーマンの収穫作業の様子

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