《八幡平》鳥獣被害防止対策研修会を開催しました
鳥獣被害は県内各地で問題となっています。クマ被害の深刻さはまだ続いているさ中ですが、それと歩を合わせるように近年は、イノシシによる農業被害が広がりつつあります。
このような中、当普及センターでは、12月2日に岩手町認定農業者協議会と共催で「岩手町鳥獣害防止対策研修会」を開催しました。それに加えて、八幡平市と葛巻町にもzoomでつないだサテライト会場を設け、管内の総勢約40名の農業関係者が集まって対策を研修しました。
講演では、農研機構畜産研究部門の堂山宗一郎氏を講師に迎え、「イノシシの生態と適切な農業被害対策」を研修しました。先生からは、イノシシの生態と周辺環境の関係や対策のポイントなど、これまでの研究で得られた成果を多数の動画や事例を交えて、丁寧に説明いただきました。
参加者からは、「イノシシが何を狙って行動しているか理解できた」、「電気柵への反応でのシカとの違いは興味深い」など、生態をもとにした対策の重要性を理解したようでした。
普及センターでは、理解を深めて、より有効な対策が講じられるよう今後も支援する予定です。
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八幡平農業改良普及センター
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