《八幡平》トマト専門部実績検討会が開催されました

ページ番号2011259  更新日 令和6年12月19日

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 JA新いわて八幡平野菜生産部会トマト専門部では、今年度のトマトの栽培や販売実績を振り返り、次年度の対策を検討するため、12月10日に実績検討会を開催しました。

 当日はトマト生産者7名及び八幡平農業改良普及センター含む関係者3名が出席しました。当センターからは、今年の気象や栽培及び病害虫発生状況に係る経過を説明し、次年度に向けた対策について意見交換を行いました。

 生産者からは、今年、県内で初めて発生したトマトキバガ(トマト及びミニトマトの害虫)に係る越冬対策や次年度の防除対策について多くの質問が出され、関心の高さが窺えました。また、2年連続酷暑の年が続き、高単価で取り引きされる9月~10月時期の出荷量が少なくなっていることから、高温対策について参加者全員で議論し、「遮光資材は積極的に活用すべき」「蒸散による気化熱で群落内気温を下げるには土壌環境の改善と積極的なかん水が重要」等の意見が出されました。

 当センターでは、フェロモントラップによるトマトキバガのモニタリング結果を参考にした同害虫の越冬対策に係る情報提供など、今後も関係機関と連携し、トマトの安定生産に向けた支援を行っていきます。

トマトにも人にも厳しい夏が続いたことで、例年以上に真剣な議論となりました。
トマトにも人にも厳しい夏が続いたことで、例年以上に真剣な議論となりました
フェロモントラップを活用し、トマトキバガの越冬状況をモニタリング中です。
フェロモントラップを活用し、トマトキバガの越冬状況をモニタリング中

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