《八幡平》食文化伝承会~葛巻町に伝わる郷土料理を学ぼう~ を開催しました

ページ番号2007105  更新日 令和5年7月14日

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 盛岡地方農業農村振興協議会は、7月11日に葛巻町で食文化伝承会を開催しました。

 地域で守り受け継がれてきた特色ある食文化を次世代に伝えるため、一般町民20名を対象に調理実習を行いました。

 岩手県食の匠の阿部光子さんが伝える「そばがき」は、練ったそばを冷ましてから切り、茹でたのち汁でいただきます。佐々木チヨ子さんが伝える「凍みじゃがいももち」は、じゃがいもを凍らせてから粉にし、飢饉に備えていたと伝えられる食材「凍みじゃがいも粉」で作ります。

 参加者からは、「そばがきは家族も好きだが、家で作るとふあふあ感が出ないのでコツを学びたかった」、「凍みじゃがいももちは初めて食べたが、じゃがいもとは思えない食感で、おいしかった」、「昔のものは手間がかかっていることにびっくりした。物を大切にすることを学びました」などの意見が聞かれました。

 冬には第2部として「凍みじゃがいも粉」作りの伝承会も開催する予定です。普及センターでは、地域に伝わる食文化の伝承を今後も支援していきます。

岩手県食の匠阿部光子さんから「そばがき」のコツを教わるさんかしゃ
岩手県食の匠阿部光子さんから「そばがき」のコツを教わる参加者
「凍みじゃがいももち」は、多くの参加者がはつたいけんでした
「凍みじゃがいももち」は、多くの参加者が初体験でした

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