《八幡平》堆肥と化学肥料の混合散布実演会を開催！

　八幡平農業改良普及センターでは5月24日に、化学肥料代替として注目されている堆肥の有効活用を推進するため、「有機・化学肥料の混合散布機による実演会」を開催しました。

　この実演会は、化学肥料の低減及び肥料高騰対策として今年度、当普及センターが取り組んでいる「野菜農家における化学肥料代替技術実証事業」（R5地域経営推進費）の一環として行ったものです。

　実演会場となったキャベツ圃場には、JA新いわて東部地域春みどり専門部会の農家を始め16名が参加しました。

　実演会では、混合散布機を使って町内産の豚ぷんペレットと化学肥料を撹拌する様子や圃場への散布状況を確認しました。

　実演会の参加者からは、「施用量の目安は？」「機械の有効散布幅は？」といった質問も出るなど、関心の高さが伺えました。普及センターでは堆肥ペレットを用いた指定混合肥料についても現地試験を行っており、今後も引き続き堆肥の有効活用に取り組んでいきます。