《八幡平》八幡平地域若手女性ジャンプアップ講座 「吸血昆虫対策～アブジャケットを作ろう～」を開催しました

　盛岡地方農業農村振興協議会と一般社団法人岩手県畜産協会は、2月2～9日に八幡平地域若手女性ジャンプアップ講座「吸血昆虫対策～アブジャケットを作ろう～」を開催しました。

　今回は、市町毎に開催し畜産に携わる女性22名が参加しました。岩手県中央家畜保健衛生所の小林由樹子主査獣医師から、吸血昆虫が媒介する牛伝染性白血病の対策について、また、庄蔵商店の狩野氏から牛舎周辺の衛生対策の必要性について情報提供いただいた後、防虫ネットを用いて子牛用のアブジャケットを作成しました。

　参加者からは、「病気の機序をきちんと聞けて良かった」、「牛舎周辺の草刈りなどもサシバエ対策になることは知らなかった」、「アブジャケットは思ったより簡単に作れた。成牛用も作って活用したい」、「久しぶりに畜産の勉強ができてうれしい」等の感想が聞かれました。

　普及センターでは、今後も各種研修等を通じて農村の活性化や女性活躍を支援していきます。

文：八幡平農業改良普及センター