《八幡平》 一方井小学校の児童が稲刈り体験を行いました！

 10月4日に岩手町の一方井地区営農組合圃場において、一方井小学校の5年生12名を対象に「田んぼアートの稲刈り体験」が行われました。この田んぼアートは児童らがデザインの考案、田植えを行ったものです。

 当日は一方井地区営農組合の三浦組合長、黒沢前組合長の指導の下、昔ながらの鎌による稲刈りと現代のコンバインによる稲刈りを体験しました。子どもたちは非常に手際よく鎌での刈取りを行っていましたが、刈った稲を藁で束ねる作業が難しく、これには少し苦戦する姿も見られました。また、コンバインでの稲刈りは、黒沢前組合長とともに実際に乗車して作業を行いました。コンバインが動くたびに子どもたちからは「おぉ～！！」という歓声があがり、楽しそうに作業していました。さらに手で刈った稲は千歯こきや足踏脱穀機などの昔の農具を使い、脱穀作業も行いました。

 稲刈り体験後のお昼はあきたこまちの新米を使用したおにぎりと地域のお母さん方が作ったお弁当をいただきました。子どもたちからは「美味しかった！」という感想が聞かれ、積極的におかわりする姿も見られました。

 今回の体験を通じて、子どもたちの農業や食に対する関心がより一層深まることを期待しています。

文：八幡平農業改良普及センター