《八幡平》田んぼアートの稲刈り体験を行いました！

～一方井小学校の児童が昔ながらの米の収穫作業を体験～

　10月1日に岩手町の一方井地区営農組合圃場において、一方井小学校の5、6年生23名を対象に「田んぼアートの稲刈り体験」が行われました。この田んぼアートは6月7日に児童たちが田植えを行ったものです。

　当日はあいにくの雨模様で、思うように稲刈り作業はできませんでしたが、一方井地区営農組合の黒沢組合長指導の下、千刃こきや足踏脱穀機など、昔の農具を使った脱穀作業を体験しました。子どもたちは初めての体験に苦戦しながらも楽しそうに作業しており、「貴重な体験が出来てよかった」との感想も聞かれました。

　普及センターからは米の品種や今 年の生育状況などについて説明するとともに、米の消費量が減少している現状を伝えました。その後の質問コーナーではたくさんの質問があり、稲作への関心の深さをうかがうことができました。

　稲刈り体験後のお昼は岩手町産あきたこまちの新米を使用したお弁当であることが伝えられると子どもたちからは歓声があがりました。今後も岩手の美味しいお米をたくさん食べてくれると嬉しいです。

文：八幡平農業改良普及センター