《八幡平》「労働力の確保・育成を考える研修会」を開催しました

　いわて農業経営相談センター八幡平地域現地支援チームでは、12月19日に「労働力の確保・育成を考える研修会」を開催しました。当研修会は、昨今課題となっている農業労働力の確保及び育成に関して、農業経営体の経営基盤を強化し、持続的な経営展開を推進するために実施したものです。

　研修会当日は、岩手広域交流センタープラザあいに農業者、関係機関含め23名が出席し、岩手町の有限会社ハッピーヒルファーム代表取締役である千葉一幸氏から「『人を雇う』とは」と題して講演いただきました。また、八幡平農業改良普及センターからは、雇用するための手続き概要について説明を行いました。

　講演後は意見交換の時間が設けられ、参加者と講演者とで闊達な議論が行われました。参加者からは、労働力確保のための方法をはじめ、雇用した者にどのような順番で仕事を任せれば良いか、持続的雇用を実現できる給与体系について等、現場のリアルな悩みに関する質問が出されました。

　現地支援チームでは、今後も重点指導農業者への個別対応や研修会等の開催を通じて、生産者の経営発展に向けた支援を行っていきます。