《中部西和賀》りんどう産地を支える有望系統、順調に生育

ページ番号2012174  更新日 令和7年10月3日

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 西和賀町のりんどうは、町オリジナル品種や県が育成した品種、民間育成品種などが作付されています。

 ここ数年、西和賀町でも猛暑の夏が続き、花が日焼けするなどの高温障害が多くなっているほか、今年は春先の天候不順で生育や開花の遅れも見られ、気候変動に強い新たな品種が求められています。

 町内の関係機関では、町オリジナル品種の開発や試作を行い、品種になる前の県の有望系統の試作にも協力してきました。

 今年の6月に、品種や有望系統の苗を試作ほ場に定植しました。農家や関係機関のほか、5月からりんどう振興のため着任した西和賀町の地域おこし協力隊員1名も一緒に作業に参加しました。

 定植後の生育は概ね順調で、9月下旬に県育成品種を確認したところ、来年の芽も見え始めていました。

 植えたばかりのりんどうは草丈が10~30cmほどと小さいですが、来年には1m近くに成長するものもあります。西和賀の環境に合う品種で、産地が元気になることが期待されます。

地域おこし協力隊もりんどうの定植に参加
地域おこし協力隊も定植に参加
根付いたりんどうの様子
しっかり根づきました

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