《中部遠野》ピーマン1年目、2年目生産者の巡視会を開催しました

ページ番号2012131  更新日 令和7年9月10日

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 JAいわて花巻遠野地域野菜部会ピーマン専門部では、露地ピーマンの1年目、2年目の生産者を対象とした指導会を今年度、3回開催しており、9月4日には、単収の高いベテラン生産者の2圃場を見学する巡視会を開催しました。

 見学したピーマン圃場は草姿や葉が大きく、今年度も高い収量となっています。圃場主からは高い収量性を実現するため、草姿を大きくつくることの重要性が強調され、初期かん水や肥培管理、土づくりについて説明されました。

 普及センターも見学圃場のピーマンを硝酸イオン濃度に基づく栄養診断を実施し、草勢が低下し、追肥が必要になる葉の状態等について説明しました。

 参加者からは「見学圃場に比べ草勢低下しており、追肥を改善したい」との感想が出され、栽培後半の収量向上が期待されます。

 近年、遠野地域のピーマンは、生産者や栽培面積が減少しており、産地を維持するための基盤が不安定になっています。普及センターは今後も、新規生産者の早期技術習得に向け、関係機関と連携しながら取り組んでいきます。

ピーマンの栽培管理について説明する圃場主
ピーマンの栽培管理を説明する圃場主
圃場見学する1~2年目の生産者
圃場見学する1年目、2年目生産者

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