《中部》いわて花巻果樹産地協議会で園地継承支援の打合せ会を開催

ページ番号2011794  更新日 令和7年6月2日

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 中部地区は、約400haのりんごやぶどう等が栽培されている県内でも有数の果樹産地です。しかし、生産者の高齢化が進む中、令和6年に実施したアンケート調査において今後生産者と園地の減少が懸念されたことから、JA、3市(花巻・北上・遠野)、県機関等で構成する「いわて花巻果樹産地協議会(事務局:JAいわて花巻)」が中心となって、昨年度から果樹産地の維持に向けた園地継承の仕組みづくりの検討を進めています。

 今年度2回目となった5月27日の打合せでは、JA、3市、県機関、農業公社が出席し、園地継承を進めていく上で必要な支援内容や支援体制について検討しました。また、園地移譲希望者や規模拡大意向者、新規就農者の受入意向がある共同防除組織に対する個別ヒアリングの進め方等について協議しました。

 会を重ねたことで出席者から活発に意見やアイデアが出されるようになり、協働して取組んでいく機運が醸成されてきました。

 6月には対象者のヒアリングを開始し、定期的な打合せでその結果を共有していく予定です。

 この取組は未だ手探りの部分が多くあり、試行錯誤の連続ですが、普及センターは、今後もJAなどの関係機関と協働し、円滑な園地継承に向けて支援を行っていきます。

打合せ会を行っている様子
打合せ会の様子

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中部農業改良普及センター
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