《中部》小麦の優良種子生産に向けて ―種子生産ほ場検査を実施しました―
岩手県では、水稲、小麦及び大豆の奨励品種の種子を、種子生産者、JA、種苗センター及び県が一丸となって生産しています。
5月19日、検査員である普及センター職員14名と生産者・関係機関が協力し、花巻市内の小麦種子生産ほ場の検査を実施しました。
今年度、管内では、前年度より60筆ほど多い約330筆の小麦種子生産ほ場が指定され、効率的な検査の実施が課題となっていました。そこで今年度は、地理情報システムを活用し、種子生産ほ場をマップ化することで、ほ場の位置を事前に把握し、検査の効率化を図りました。
ほ場検査では、病害や異品種・変種の有無のほか、湿害や雑草の発生状況等を1筆ごとに見て回り、検査基準から外れる個体やほ場がないか確認しました。
検査終了後に開催された種子生産を担う組織の役員会では、検査結果の振り返りと今後の管理の注意点等を共有し、優良種子生産に向けた意識統一が図られました。
「作物生産の基礎は良い種子から」と言われています。普及センターでは、優良種子の生産に向けた活動を引き続き支援していきます。


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