《中部遠野》県南地域ピーマン相互視察研修会を開催しました

ページ番号2011071  更新日 令和6年9月27日

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 9月19日に遠野市内で、県南広域振興局主催のピーマン相互視察研修会が開催され、遠野普及サブセンターも開催を支援しました。

 今年度は県南地域で2回開催され、2回目となる今回は遠野市内の露地多収事例や先進事例の現場を、県南地域の生産者など約40名が視察しました。

 はじめに露地多収圃場では、150cmを超える草丈でも管理の徹底により草勢を維持し、単収10t/10aを実現している生産者の話をうかがいました。次に、先進事例として環境保全型農業の1つである化学肥料低減実証圃場では、指定混合肥料(ペレット堆肥と化成肥料を混合)を使った栽培が、化成肥料の生育や収量と差がないことや、肥効期間が化成肥料とあまり変わらないことなどを確認しました。

 出席した生産者からは「露地ピーマンで単収10tはすごい」などの声があったほか、園主からは「ピーマン作りで大事なのは愛情を注ぐこと」とのコメントもいただきました。

 遠野普及サブセンターでは、ピーマンのさらなる産地力の強化に向け、今後も地域と連携して支援していきます。

ピーマンの圃場を見学している参加者
多くの参加があり、関心の高さがうかがえました
化学肥料低減実証ほ場。実証区も慣行区と同等に生育
化学肥料低減実証。右側の実証区も左側の慣行区と同等に生育

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