《中部》令和6年産小麦の刈取前指導会&水分測定会
6月11、12日に花巻市及び北上市内の小麦集出荷施設等6か所で、JAいわて花巻主催の小麦刈取前指導会と水分測定会が開催され、小麦生産者が多数参加しました。
初めに普及センター職員から、健全な麦の収穫に向けた注意点として、収穫前のほ場巡回や抜き穂の実施、必要に応じた仕分け刈取り、適期収穫の徹底について説明しました。また、ほ場毎の収穫適期を判断するため、「品種別の刈取り適期判定シート」の活用や“子実の固さや状態”から確認する際の目安のほか、収穫時水分の確認と記録等について説明しました。参加者は、持参した小麦の状態と照らし合わせ、登熟状況の確認を行っていました。
指導会後は、登熟状況を実際に確認するため、生産者が持参した小麦の水分測定を行いました。中には子実水分が40%ほどと、刈取適期(子実水分30%以下)まで10日程度と予測されるものも確認され、小麦生産者は、適期収穫と速やかな乾燥・調整について再認識していました。
普及センターでは、良質な小麦生産に向けた支援を引き続き行っていきます。


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