《中部》小ぎく実績検討会が行われました

　1月17日に花巻農協北上地域花卉生産部会小菊専門部の実績検討会が行われました。検討会には、生産者21名及び市場、農薬メーカー等を含む関係機関・団体が参加し、令和5年度の販売実績を振り返りました。

　今年度は、高温による開花遅延やハダニ類などの害虫の多発により、栽培に苦慮する年となったことから、普及センターからは、高温による影響と対策について説明しました。また、農薬メーカーによるダニ剤の使用等の研修が行われました。市場担当者からは、販売状況の報告とともに、「ぜひ需要期へ出荷できるように次年度も生産してほしい」と激励が送られました。

　また、実績検討会では、北上農林業振興協議会事業を活用して普及とJAが作成した「北上地域小ぎく栽培マニュアル」を配付しました。技術の平準化を目的とし、次年度から指導会や新規栽培者の技術習得に活用する予定です。普及センターでは、次年度の小ぎく生産力の向上に向け、引き続き活動していきます。