【R7・発生予察・第6号】病害虫発生予察情報(9月)(令和7年8月29日発行)

ページ番号2012112  更新日 令和7年8月29日

印刷大きな文字で印刷

1 情報の要点

(1)大豆

ア 紫斑病の発生量がやや多の予報です。子実肥大期(開花後40日後頃)までに薬剤防除を行いましょう。

イ 吸実性カメムシ類の発生量が多の予報です。発生の見られる圃場では薬剤防除を行いましょう。

(2)りんご

ア 褐斑病の発生量が多の予報です。最終散布まで防除間隔が空かないようにするとともに、降雨前散布を徹底し、感染予防に努めましょう。

イ すす斑病、すす点病の発生量がやや多の予報です。中、晩生種を対象に、9月上~中旬に本病に効果のある薬剤を特別散布しましょう。

ウ 果樹カメムシ類の発生量が多の予報です。園地で飛来が多数確認された場合は、効果のある薬剤により防除を行いましょう。

エ ハダニ類の発生量がやや多の予報です。園地をよく観察し、発生が多い園地では、速やかに防除を行いましょう。

(3)野菜・花き

ア ねぎでは、黒斑病・葉枯病の発生量がやや多の予報です。また、ネギハモグリバエ、ネギアザミウマの発生量がやや多の予報です。収穫時期を見据えて各圃場の発生状況に応じた防除を行いましょう。

イ りんどうでは、ハダニ類の発生量がやや多の予報です。発生が見られる圃場では、速やかに防除を行いましょう。

2 農薬の安全・適正使用

農薬の使用にあたっては、他作物や周辺環境に影響が及ばないように十分配慮し、対策を講じましょう。特に、養蜂活動が行われている地域で水稲、大豆、りんご等の作物に一斉に農薬を散布する場合は、養蜂家等への防除計画の事前周知に努める等、ミツバチへの危害防止に努めましょう。

詳細は、以下のPDFファイルでご確認ください。

-御注意-
PDFファイルは全てウイルスチェックを行っていますが、万一のために、ダウンロード後再度ウイルスチェックを行うことをお勧めします。

 

【利用上の注意】
本資料は、令和7年8月27日現在の農薬登録情報に基づいて作成しています。
・農薬は、使用前に必ずラベルを確認し、使用者が責任を持って使用しましょう。
・農薬使用の際は(1)使用基準の遵守 (2)飛散防止 (3)防除実績の記帳を徹底しましょう。

PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。

このページに関するお問い合わせ

岩手県農業研究センター 病害虫防除部 病害虫防除課
〒024-0003 岩手県北上市成田20-1
電話番号:0197-68-4427 ファクス番号:0197-68-4316
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。