【R7・発生予察・第2号】病害虫発生予察情報(5月)(令和7年4月25日発行)
1 情報の要点
(1)水稲
ア 育苗期の細菌病類の発生量はやや多の予報です。緑化~硬化期の適正な温度・水管理に努めましょう。
イ ばか苗病の発生量はやや多の予報です。稲わら・籾殻等は伝染源になるので、作業室や育苗施設及びその周辺から取り除きましょう。
(2)麦
ア 赤かび病の発生量はやや多の予報です。重点防除時期(開花期)にはすべての品種で適期に2回以上の薬剤散布を必ず行いましょう。具体的には、開花始期(開花を始めた時期)~開花期に1回目の防除を、その7~10日後に2回目の防除を実施しましょう。
(3)りんどう
ア リンドウホソハマキの発生量は、県南部でやや多の予報です。まだ残茎がみられる圃場では、越冬世代成虫発生時期(県中南部で5月中下旬)までに残茎処理を徹底しましょう。また、今後発表する情報を参考に、適期防除に努めましょう。
2 農薬の安全使用
(1)農薬の使用にあたっては、他作物や周辺環境に影響が及ばないように十分配慮し、対策を講じましょう。
(2)水稲等で箱施用剤を使用する場合には、後作に影響のない場所で使用するか、ハウス内では無孔のビニールシートを使用する等、農薬が土壌に残留しないよう対策を徹底しましょう。
詳細は、以下のPDFファイルでご確認ください。
- R7予察情報第2号(全文) (PDF 1.3MB)
- R7予察情報第2号(水稲) (PDF 341.7KB)
- R7予察情報第2号(麦) (PDF 194.3KB)
- R7予察情報第2号(りんご) (PDF 283.2KB)
- R7予察情報第2号(ねぎ) (PDF 100.8KB)
- R7予察情報第2号(りんどう) (PDF 166.5KB)
-御注意-
PDFファイルは全てウイルスチェックを行っていますが、万一のために、ダウンロード後再度ウイルスチェックを行うことをお勧めします。
【利用上の注意】
本資料は、令和7年4月23日現在の農薬登録情報に基づいて作成しています。
・農薬は、使用前に必ずラベルを確認し、使用者が責任を持って使用しましょう。
・農薬使用の際は(1)使用基準の遵守 (2)飛散防止 (3)防除実績の記帳を徹底しましょう。
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このページに関するお問い合わせ
岩手県農業研究センター 病害虫防除部 病害虫防除課
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