【R5・発生予察・第2号】病害虫発生予察情報（5月）（令和5年4月28日発行）

1　情報の要点

（1）水稲
ア　育苗期の細菌病類・苗立枯病はやや多の予報です。緑化～硬化期の適正な温度管理に努めましょう。
イ　育苗期のいもち病はやや多の予報です。稲わら、籾殻等は伝染源になるので、育苗施設内やその周辺から取り除きましょう。

（2）麦
ア　赤かび病はやや多の予報です。防除適期に基本防除を必ず実施するとともに、降雨が続く場合は追加防除を実施しましょう。また、生育が早まっているので、防除適期を逃さないように防除を実施しましょう。

（3）りんご
ア　キンモンホソガは多、第1世代羽化盛期が早い予報です。前年秋期に多発した園地では特に注意してマインを観察するとともに、生育が早まっているので適期を逃さないように薬剤防除を実施しましょう。
イ　リンゴハダニはやや多の予報です。多発園では落花期に防除しましょう。

2　農薬の安全使用
（1）農薬の使用にあたっては、他作物や周辺環境に影響が及ばないように十分配慮し、対策を講じましょう。
（2）水稲等で箱施用剤を使用する場合には、後作に影響のない場所で使用するか、ハウス内では無孔のビニールシートを使用する等、農薬が土壌に残留しないよう対策を徹底しましょう。

• R5予察情報第2号（全文） （PDF 1.4MB）
• R5予察情報第2号（水稲） （PDF 355.8KB）
• R5予察情報第2号（麦） （PDF 221.0KB）
• R5予察情報第2号（りんご） （PDF 257.7KB）
• R5予察情報第2号（ねぎ） （PDF 140.1KB）
• R5予察情報第2号（りんどう） （PDF 210.2KB）

-御注意-
PDFファイルは全てウイルスチェックを行っていますが、万一のために、ダウンロード後再度ウイルスチェックを行うことをお勧めします。

 

【利用上の注意】
本資料は、令和5年4月19日現在の農薬登録情報に基づいて作成しています。
・農薬は、使用前に必ずラベルを確認し、使用者が責任を持って使用しましょう。
・農薬使用の際は（1）使用基準の遵守 （2）飛散防止 （3）防除実績の記帳を徹底しましょう。