【R5・発生予察・第6号】病害虫発生予察情報(9月)(令和5年8月31日発行)

ページ番号2010578  更新日 令和6年3月22日

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1 情報の要点

(1)大豆

ア 吸実性カメムシ類の発生がやや多の予報です。発生の見られる圃場では薬剤防除を行いましょう。

(2)りんご

ア 斑点落葉病の発生が多の予報です。最終散布まで防除間隔が空かないようにしましょう。

イ 褐斑病の発生が多の予報です。発生が確認された場合は、速やかに特別散布を行いましょう。

ウ 果樹カメムシ類の発生が多の予報です。園地で飛来が多数確認された場合は、特別散布を行いましょう。

(3)野菜・花き

 きゅうりでは、褐斑病及び炭疽病の発生がやや多の予報です。発病葉を摘葉後、直ちに効果のある薬剤で防除を行いましょう。

イ キャベツでは、ヨトウガの発生がやや多の予報です。生育が進んだ幼虫は防除が困難になるので、若齢幼虫までの防除を徹底しましょう。

ウ ねぎでは、ネギアザミウマの発生が多の予報です。効果のある薬剤を選択し防除を行いましょう。

エ りんどうでは、ハダニ類の発生がやや多の予報です。発生が見られる圃場では速やかに薬剤防除を行いましょう。

 

2 農薬の安全・適正使用

農薬の使用にあたっては、他作物や周辺環境に影響が及ばないように十分配慮し、対策を講じましょう。特に、養蜂活動が行われている地域で水稲、大豆、りんご等の作物に一斉に農薬を散布する場合は、養蜂家等への防除計画の事前周知に努める等、ミツバチへの危害防止に努めましょう。

-御注意-
PDFファイルは全てウイルスチェックを行っていますが、万一のために、ダウンロード後再度ウイルスチェックを行うことをお勧めします。

【利用上の注意】
本資料は、令和5年8月23日現在の農薬登録情報に基づいて作成しています。
・農薬は、使用前に必ずラベルを確認し、使用者が責任を持って使用しましょう。
・農薬使用の際は(1)使用基準の遵守(2)飛散防止(3)防除実績の記帳を徹底しましょう。

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このページに関するお問い合わせ

岩手県農業研究センター 病害虫防除部 病害虫防除課
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