【R3・発生予報・第6号】病害虫発生予察情報(9月)(令和3年8月30日発行)

ページ番号2003992  更新日 令和3年8月30日

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1 情報の要点
(1)大豆
ア.紫斑病の発生がやや多の予報です。子実肥大期までに薬剤防除を行いましょう。
(2)りんご
ア.斑点落葉病の発生がやや多の予報です。最終散布まで防除間隔が空かないようにするとともに、降雨前の防除を心がけましょう。
イ.黒星病の発生がやや多の予報です。園地をよく観察し、発病葉や発病果を摘み取り、土中に埋めるなど適正に処分しましょう。
ウ.リンゴハダニ及びナミハダニの発生がやや多の予報です。園地をよく観察し、発生が多い園地では、速やかに防除を行いましょう。
(3)野菜・花き
ア.きゅうりでは、褐斑病及び炭疽病の発生が多の予報です。発病葉を摘葉後、直ちに効果のある薬剤で防除を行いましょう。
イ.ねぎでは、葉枯病の発生がやや多の予報です。黄色斑紋病斑は9月頃から増加するため、9月上旬~10月上旬まで効果の高い薬剤で防除を行いましょう。また、ネギアザミウマの発生がやや多の予報です。効果のある薬剤を選択し防除を行いましょう。
ウ.りんどうでは、アザミウマ類の発生がやや多の予報です。花蕾の着色に伴い成虫が飛来し増殖するので、花蕾が着色し始めたころから防除を行いましょう。

2 農薬の安全・適正使用
農薬の使用にあたっては、他作物や周辺環境に影響が及ばないように十分配慮し、対策を講じましょう。特に、養蜂活動が行われている地域で水稲、大豆、りんご等の作物に一斉に農薬を散布する場合は、養蜂家等への防除計画の事前周知に努める等、ミツバチへの危害防止に努めましょう。

詳細は、以下のPDFファイルで御確認ください。

-御注意-
PDFファイルは全てウイルスチェックを行っていますが、万一のために、ダウンロード後再度ウイルスチェックを行うことをお勧めします。


【利用上の注意】
本資料は、令和3年8月25日現在の農薬登録情報に基づいて作成しています。
・ 農薬は、使用前に必ずラベルを確認し、使用者が責任を持って使用しましょう。
・ 農薬使用の際は(1)使用基準の遵守  (2)飛散防止  (3)防除実績の記帳
を徹底しましょう。


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このページに関するお問い合わせ

岩手県農業研究センター 病害虫防除部 病害虫防除課
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