【R3・発生予報・第2号】病害虫発生予察情報(5月)(令和3年4月26日発行)
1 情報の要点
1 水稲
◎育苗期の苗立枯病はやや多の予報です。引き続き適切な温度・水管理を心がけましょう。また、プール育苗での中途半端な湛水深は、病害発生の原因となるので注意してください。
◎育苗期のばか苗病といもち病はやや多の予報です。育苗施設の付近に稲わら、籾殻等の伝染源を置かないようにしましょう。また、ばか苗病の発病苗は抜き取り、焼却するか土中に埋めて処理しましょう。
2 麦
◎赤かび病はやや多の予報です。基本防除を必ず実施するとともに、降雨が続く場合は追加防除を実施しましょう。
3 りんご
◎黒星病は多の予報です。重点防除時期である開花7~10日前および開花直前に治療剤による防除を実施しましょう。
◎リンゴハダニは多の予報です。多発園では落花期に防除しましょう。
2 農薬の安全使用
1 農薬の使用にあたっては、他作物や周辺環境に影響が及ばないように十分配慮し、対策を講じましょう。
2 水稲等で箱施用剤を使用する場合には、後作に影響のない場所で使用するか、ハウス内では無孔のビニールシートを使用する等、農薬が土壌に残留しないよう対策を徹底しましょう。
詳細は、以下のPDFファイルで御確認ください。
- R3予察情報第2号(全文) (PDF 1.3MB)
- R3予察情報第2号(水稲) (PDF 326.1KB)
- R3予察情報第2号(麦) (PDF 148.3KB)
- R3予察情報第2号(りんご) (PDF 247.2KB)
- R3予察情報第2号(ねぎ) (PDF 103.4KB)
- R3定期情報第2号(りんどう) (PDF 161.3KB)
【利用上の注意】
・本資料は、令和3年4月21日現在の農薬登録情報に基づいて作成しています。
・農薬は、使用前に必ずラベルを確認し、使用者が責任を持って使用しましょう。
・農薬使用の際は(1)使用基準の遵守(2)飛散防止(3)防除実績の記帳 を徹底しましょう。
【情報のお問い合わせは病害虫防除所まで】
電話 0197(68)4427 ファクス 0197(68)4316
-ご注意-
PDFファイルは全てウイルスチェックを行っていますが、万一のために、ダウンロード後再度ウイルスチェックを行うことをお勧めします。
PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。
このページに関するお問い合わせ
岩手県農業研究センター 病害虫防除部 病害虫防除課
〒024-0003 岩手県北上市成田20-1
電話番号:0197-68-4427 ファクス番号:0197-68-4316
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。