初めての田植えを終えて ~ Fresher's voice 2017(1)
はじめまして。平成29年度から病理昆虫研究室の病理チームに配属となった新採用職員の佐々木陽菜(ささきはるな)です。水稲病害を担当することになりました。大学でも植物病理の分野を研究していましたが、まず水稲を扱うこと自体が初めてなので毎日が勉強の日々です。下に載せた写真は、水稲の直播作業と移植作業を行った様子です。直播機と田植機に乗らせてもらいましたが、まっすぐに進むのがこんなに難しいとは思っていませんでした。やはり私が植えたところは曲がってしまいました……。
まず田植えを体験してみて感じていることは、体力を使う作業が多いためとても疲れるということです。田植えの際に苗箱を運ぶのはかなりの重労働でした。大学時代には、疲れて21時に眠りにつくなんていうことは考えられないことでした。しかし、大変ながらも外での作業は楽しいと感じています。実験室で細かい仕事をするよりも、外で体を動かしながらの作業の方が向いているのかもしれないなと思う日々です。
次に、私の研究業務について紹介します。水稲の防除技術の開発や発生予察、新農薬の効果検定を行います。現在は先輩職員に教えていただきながら試験を進めているところです。まだまだ試験の全体像がようやく見えてきた、かな?という段階ですが、実際に試験を行いながら栽培管理の方法や水稲の病害、また薬剤や害虫についても覚えていきたいと思っています。
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鉄コーティング用直播機での播種
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湛水直播試験
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田植機での水稲移植作業
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雨の中の手植え作業
(環境部昆虫病理研究室 技師 佐々木 陽菜)
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